入力ミス時間のロスを解消するために音声入力を導入
岐阜車体工業では、トヨタのボディメーカーとして、ハイエースとコースターを生産しています。
車両の建付けを行う監査業務は、計測を行って手書きで数値を記入し、あとから改めてパソコンでデータを作成していました。音声入力により、入力ミスや時間のロスを解消したいと思い、AmiVoice Keyboardの導入を決めました。
120か所の測定作業の時間が3分の2に。身体的負担も軽減
「AmiVoice Keyboard」は、パソコンとマイク(AmiVoice Front WT01)のみで使用できるというシンプルな構成で好印象でした。実際に音声入力してみると、数字もしっかり認識し、入力の確認を行うアンサーバックも聞き取りやすく、ぜひ使用したいと導入を行いました。
監査業務では、120か所を測定しますが、1か所測定するたびに作業台まで歩き、手書きでチェックシートに記載をしていました。そのため、これまでは1台あたり120分の時間がかかっていましたが、音声入力の導入により80分に時間を短縮することができました。車両とチェックシートの往復も無くなり、身体的負担も軽減できました。
誤ったデータを入力した際も、アンサーバックで確認ができるので、早い段階で間違いに気づき、測定しなおすことができるため、修正時間を短縮できました。
今後について
オフラインで使え、且つ特別な道具を必要としませんのでも他の作業への横展開できるのではないかと試行錯誤しています。こういった音声認識のソフトなどをもっと活用し、色々な課題に積極的に取り組んでいきたいと思います。